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ブログをはじめるにあたって

このブログでは、とりあえず肺がんになった父のことをメインに書いていこうと考えています。僕が肺がんを患ったわけではないので、あくまでも家族目線の内容になります。

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このブログについて

私は、文章を書くのは苦手です。タイピングが遅いのはもちろん、書いては消して繰り返してしまってなかなか文が完成しないのです。ブログを書くのも初めてなので、かなりの戸惑いがあります。こうやってブログを書いてみて改めて実感していますが、インターネット上に文章を書くって本当に大変な作業ですね。とくに、不特定多数の方に見られる可能性がある自分の文を作成するは、かなり変な感じがします。

こんな感じで、こなれていない文章で読みにくいかもしれませんが、どうかご容赦ください。

家族ががんになったら

さて、僕の父は肺がんを患っています。しかも、脳転移してしまったのでステージ4です。肺がんといえば、男性の死因のトップのがんですから、それはもう肉体的にも精神的にも大変です。父だけではなく、身内である僕も大変なんです。

とにかく、父の肺がんが発覚してからというもの、インターネットにて、その症状やら、同じ病気で苦しむ方のブログなどを読み漁り、それらの情報から、不安な気持ちを支えてもらってきました。ネットの向こう側に、同じような境遇な中、戦っている人たちがたくさんいるんだと思うと、本当に勇気づけられます。

今、こうやってインターネットに載せる文章を書いていますが、本当にしんどいです。病気ではない僕でも大変なのだから、辛い闘病を続けながら、こうやって様々な情報を提供してくれている方々には、本当に頭が上がらない思いです。そして、それらを無料で閲覧できる素晴らしい時代に生まれることができたことに、本当に感謝ですね。

いつかは誰もが経験するとはいえ…

父のがんが発覚した当時は、目の前が真っ暗になったような感覚に襲われました。それまで、ずっと元気だったが人が、死ぬかもしれない病気になるというのは、本当にショックなことです。

それくらい、身内の病気に対しては慣れておらず、また、弱いメンタルの持ち主だということを実感しました。身内との別れは、いつかは誰もが経験することなのです。それでも、やはり長生きしてくれたほうがいいですし、受け入れがたい現実であることは事実です。

ひたすら情報探し

それからは、ひたすらインターネットにて、肺がんに関する情報を閲覧するようになりました。言い換えれば、自分が安心できる情報、自分に都合の良い情報探しです(今でもそうですが)。たとえば、検索バーにいれる言葉も、

「がん 治る」「肺がん 完治」

といったものです。「がん」という絶望的な状況のなかでも、わずかな希望の光はないのかという思いでした。

それはもう、次の日に仕事があることさえも忘れて、ときには朝方まで、ネットの記事を眺め続けていたこともあります。

インターネットの有難さ

読めば読むほど、悲しくなる情報もたくさんありました。世の中、そうそう都合の良いことばかりではありませんでした。しかし、現実を受け入れることもとても大切なことです。それらの記事には本当に感謝していますし、もちろん、勇気づけてくれたブログも、本当に心の支えとなってくれました。

臆病者なのでコメントとかはしたことはありませんが、苦しいのは自分だけではないんだと思えたことが本当に励みになりました。

「目的」と「言い訳」

こういった自分の経験から、「もしかすると、父の体験も誰かの役に立つのではないか」、と思うようになりました。私が探していたような「安心」を提供できる内容ではありませんが、少なくとも、父の記録を残すことで自分自身を振り返ることができる。そんな些細な気持ちから、父の闘病記を記録していくことにしました。

あまり、物事を長く続けられる方ではないので、このブログも、途中で諦めてしまうかもしれません。書くのをやめた時の言い訳をここに残しつつ、ブログを始めてみたいと思います。