前回のブログより、ガンマナイフという放射線治療も終えることができました。
脳腫瘍が発覚してからというもの、検査、手術、ガンマナイフ治療と、本当にいろいろなことが立て続けに行われ、それはまさに本当に激動ともいえる状況だったと思います。
よくもまあ、何とかここまで頑張ることができたといった感じです。
春ウコンの摂取再開を試みる
無事に手術・治療が終わると、是非とも取組みたいことがありました。
入院と手術によって中断していた春ウコンの摂取を再開することです。
※少し前のブログでも、春ウコンのことは書いていますので、そちらをご覧ください。
しかし、脳腫瘍を摘出してからは、父の体力はかなり低下していました。
一次的に歩けなくなっていましたし、なにより、飲み込みや咀嚼といった機能も低下していたので、食事は嚥下食となっていたのです。
そのため、春ウコンの錠剤を飲ませることはかなり至難の業であるということがわかりました。
父1人ではとても管理しきれない
病院には何も言わずにこっそりと飲ませようと思っていたのですが、誤嚥の危険性もあり、とても飲ませられる状態ではありません。
なにより、勝手に飲ませて不測の事態を発生させてしまうと、それこそ洒落になりません。
誤嚥性肺炎などになると、命の危険さえもあります。
そもそも、父が自分で飲む薬を管理すること自体が難しかったので、別途で春ウコンを飲むということどう考えてもできる状態ではなかったのです。
この時は、確か、1日分の春ウコンを6回〜7回に分けて、袋に小分けしていたのですが、これを、脳腫瘍の摘出手術をしたばかりの父に適切に飲ませようと思うとかなりハードルは高いです。
ずっと側にいて飲むのを手伝ってあげれば可能かもしれません。
しかし、お見舞いに行くだけでも大変な状況下です。少し遠い病院に入院していたので、行くだけでもヘトヘトになってしまうのです。
実際、私は仕事があったので毎日お見舞いには行けていません。母親は毎日行っていましたが、真夏ということもあり、毎日クタクタになって帰ってきていました。
父の体力だけではなく、私たち家族の体力的にも、難しい話だったのです。
そういうわけで、春ウコンの摂取は、退院まで断念せざるを得なくなりました。
長期的かつ安定的に飲ませるために
以前のブログでも書きましたが、肺がんの脳転移が発覚してから手術直前まで、非常に短期間ではありましたが、春ウコンを飲ませたことがあります。
しかし、その時は、腫瘍に何の変化も見られないままで終わってしまいました。飲ませていた期間が短すぎたのかもしれませんし、父の腫瘍そのものが大きすぎたのかもしれません。
それでも、短期間であろうとも、脳腫瘍が一気に消えてしまうのでは?という淡い期待もしておりました。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。
それでも、長期的にしっかりと服用していけば、それなりの効果は見られるのかもしれません。
そのためには、退院してもらわなければなりませんでした。
とくに、私の父のように脳腫瘍で入院している場合は、誤嚥の危険性もありますし、父に服用を管理させるのは怖くてしかたありません。
結果的には、なんとか退院させてもうことができ、春ウコンの服用も無事に再開することができるのですが、入院中は、かなり難しいというという話です。
早く飲ませたいと思いながらも飲ませられないというのは、なかなか歯がゆいものがありました。
退院し、長期的に春ウコンを飲ませてからの話はまた書きます。いろいろと昔の記録を辿らないといけないので、なかなかすぐに書けるわけではないんです。
中途半端に服用を始めても意味がない
私のようにコソコソせずに堂々と入院中でも飲ませたいのであれば、病院側に、春ウコンを飲まさせて下さいと言ってみるのもアリかもしれませんね。
私も、何度もそうしようと考えましたが、なんか言いづらいんですよね。
ほかにも不安だったことがあります。一度春ウコンを本格的に開始して、途中でやめてしまうと、いきなり癌の症状が悪化するとも言われていたことです。
春ウコン研究会のホームページに、それらしい記述があったと思います。
サイトのどこに書いてあったのかは忘れてしまったのですが、またじっくりと読み返しておきたいと思います。
とにかく、上記のことが怖くて、中途半端に春ウコンの服用は始められないという気持ちもありました。
実際には、手術前に少し飲ませて、中断しているんですけどね。
幸いにも、その時は脳腫瘍が悪化したということはありませんでしたが。
おわりに
手術がとりあえず成功しましたが、うまくいくと次々と欲が出てきて、早く春ウコンを試してみたいのに、なかなか手が出せないとジレンマがありました。
入院前は、退院ができることさえ想像もできなかった状態だったにもかかわらず、いざ快方に向かいだすと、いきなり希望的観測ばかりするようになってしまうので、不思議なものです。
このあとも、たくさん大変なことが待ち受けているんですけどね。